ほんのひとたらし

ほんのひとたらしで、生活に深みを増したいインドアOLの日常。

昔の通信簿で気持ちを持ち直したおはなし

みなさま、こんばんは。

 

突然ですが、みなさんはどんな人と関わるのがお好きですか?

 

私は、知らない人とお話するのがとても好き。

どう考えても知り合うことがないだろうという、接点が限りなく0に近い人とお話するとワクワクする。

 

インターネットに出会う前は、学校も違う、学年も住んでいるところも全く異なる同世代の子供たちとの出会いの機会が定期的にあり、それをいつも楽しみにしていました。

知り合いがいるとどうしても前評判が立ってしまう。あの子、悪い子じゃないんだけど、だなんて言われたり。そういった情報を得ていれば、最初のうちは自然と聞いた話を前提として色眼鏡で見てしまう。先入観なしで相手を知りたいし、私を見てほしい。当時私は小学生でしたが、そういった思いを胸に、知らない人同士の輪に参加していました。

普段の様子を知っている人が誰もいない状態で一から友達を作る。不安と期待で胸がいっぱいだったけれど、子供だったこともあり、少し話すとすぐに仲良くなれてしまうんですよね。不思議なことに。

話題なんて割とどうでもいいことだったんだろうな。いま学校でこんな遊びが流行っているとか最近こんなことして楽しかったとか。

大人になった今の方が話題のストックがあるはずなのに、なにを話すか悩みます。どんなに仲良くなっても、相手によってNGな話題がある。

昔の方が良くも悪くもまっすぐだったのかもしれないね。

 

最近も、職場や学校の友人・同僚以外と知り合う機会がほしくて習い事も始めたものの、コロナ禍で接触の機会がなく。大人になってから友達を作るのが難しすぎる。

同性との出会いが少ない。出会ったところで声をかけるのもドキドキするし、変なこと言うと不審者だと思われるし。

子供の頃の物怖じしない性格は一体どこへ?

 

 

こんな話を突如書いたのも、小学校・中学校の通信簿を見つけたから。

先生からの所見があることを初めて知りました。

小学校では先生が学期ごとに手書きしてくださっていて、きちんと私のことを見てくれていたのだなと、心がじんわりと温かくなるのを感じると同時に、涙がほろりと頬を伝いました。

だってこんなの読んだら泣いちゃうよ〜

私は涙腺緩いし、近頃は心がささくれ立っていたので、ひとつひとつの言葉が染みます。

Twitterでも書いたけれど、嬉しかったからこちらでも書いちゃう。

 

「話の聞き方が大変よく、吉華さんとは常に視線を合わせて話ができます。

自分は進んでいても、自分より時間のかかる友達に対して決していばらないところが私は大好きです。

けがをした友達の給食の準備や、後片付けをする給食の準備が遅くなった友達を助けるなど、友達のことを思いやったさりげない行動から吉華さんの優しさが感じられて心が温かくなります。」

「自分の四字熟語として選んだ『博覧強記』は、まさに吉華さんのためにある言葉でしょう。いつまでも応援しています。」

 

他にも、いつも字を丁寧に書いていてノートが綺麗だとか、何事にも全力で集中して臨む姿勢は宝だとか、子どもらしい美しい心の持ち主で感情が豊かだとか色々書いてあったけれど、どれもこれも嬉しいことばっかりだった。

大人になると、よいところを見つけて褒めてもらえる機会は圧倒的に少ないから、こういった機会に、褒めたり長所を見つけて認めたりすることの大切さを再確認する。

私も人の素敵なところをたくさん伝えられる、

知らない人のモチベーションをあげられる女に、私はなる!(もちろん海賊王にはならない)

 

 

以上、今日の嬉しかった話でした!

ちなみに今日は生牡蠣をたらふく食べて、しこたま日本酒を飲みましたので、心がやわらかくなりました。

 

みなさんの最近の嬉しかったことも教えてくださいね!

ではでは、吉華でした!

 

次は茉莉子さん企画のつもり…つもり…(エコー)