気づいたらもう11月も半ば。
なにを着るのが最適解なのかわかりません。
去年の私、何着てましたか?
8月の振り返りはこちら。
ジャック・ザ・リッパー
ロンドンの娼婦を狙った連続殺人事件を題材に、人間模様が描かれる。生オケに合わせて、演者たちの素敵な歌声で物語は急速に展開。
韓国で人気なわけも納得、ストーリーは韓国ナイズされているんだもの。
身分差の恋でしかも悲恋。後悔を胸に生きていく…。
構成は海外の探偵ものドラマのようで、次の場面が気になって仕方なかった。
人気があるのはわかるし、一定層好きな人がいるのは重々承知の上ですが、観劇後は、まるで揚げものの上にアイスと生クリームをたっぷり乗せたものを食べたかのような気分に。
検索をかけたら、私と同じような感想を持っている人もちらほらいて、結構好き嫌いが別れるなあと。
私はもうちょっとあっさりした日本テイストに直した方がよかったのではと思うけれど、キャストが濃いから、内容を和風且つあっさりめにしたら調和が取れないのかも。
カーテンコールでは、劇中の場面を再現し、歌まで歌ってくれるというサービスっぷり。
こんな豪華なカーテンコール、すごい!
舞台に対してコストパフォーマンスのことはあまり言いたくないのだけど、この作品に関しては言わせて欲しい。
チケット代に対して内容が豪華すぎる!
生オケっていうのもすごく良かったです!
ホリプロ推せる……
加藤和樹さんが群を抜いてお歌が上手でした!
小林さんちのメイドラゴンS
傷を負った強いドラゴンが、ひとりの酒乱と出会い、人間界でメイドとして暮らすハートウォーミングストーリー。
前作よりも、トールの小林さんへの熱がヒートアップしており、めちゃめちゃによかったです。
小林さんを趣味にして手をつけられない状態になってしまったり、結婚を迫ったりと、大好きな気持ちが空回っているところが可愛い。
婚姻関係を結ぶことはやんわりと拒絶はしながらも、トールの気持ちを受け入れる小林さんに変化を感じる。
1期では仕事人間、惚れた腫れたはわからんという人間の情緒に欠けるクールな人でしたが、トールやカンナちゃん(悪戯好きな子供のドラゴン。電気でエネルギーチャージできる)と暮らすうちに、心の凝りがほぐれてきたような印象を受けました。
トールの過去を知って受け止めたいと思ったり、小林さんなりに、トールへの興味・愛情が出てきたのかな。
また、トールの小林さんへの想いも、1期とは少し変化している気がします。
出会った頃は、弱っているところを助けてくれ、自分がいちばん欲しい言葉をくれたから好き、という状態。命の恩人だしね。恋慕っているというより、トールが小林さんに懐いてしまったというのが適切でした。好きだから自分の身体の一部を摂取して欲しい、と何度も自分のしっぽを毒抜き・調理して食卓に出しています。
2期で、イルル(大人になりきれなかったドラゴンで2期から登場)の悪戯によって、小林さんに男性の象徴が宿ってしまった際には、トールは小悪魔的な表情を浮かべ、まんざらでもなく、むしろいつでも準備万端のような発言をしています。
この他にも、イルルが小林さんに繁殖行為のお誘いをすれば負けじと張り合ったり、私の小林さんと独占欲を見せたりと、ただ尊敬しているだとか憧れではないものを感じますね…。
さらに前述の通り、小林さんを趣味としてひとりで大盛り上がりしたり、公開プロポーズをしたり、といった点からも、トールの気持ちは懐く意味での好きから恋愛的な感情へと変化していることが窺えます。
この先、トールの好きと、小林さんの好きが同じ意味になることはないかもしれない。
それでも、きっとどちらかが死ぬまで(寿命を考えれば圧倒的に小林さんが先に死ぬのだが)、一緒に暮らすんだろうなと思う。
そういう「好き」もあっていいんじゃないか、と思えるとてもよい作品でした。
大豆田とわ子と三人の元夫
注文住宅の会社で働く大豆田とわ子が、3人の元夫たちと交流しながら、自分を見つめ直す物語。
存在するだけで爆モテ、小洒落たレストランで調理兼ホール担当の元夫①・田中さん。
心の広さは小皿の裏くらいと称されるカメラマンの元夫②・佐藤さん。
ホテル住まいでパンダ好き、でも理屈っぽくて疎まれる弁護士の元夫③・中村さん。
パソコンのパスワードを知るため、バラエティに富んだ元夫達と接触することに。
とわ子に未練があり、なにかと復縁できないかと策を練る夫たち。
それぞれの想いの行方とは。
おしゃれすぎて眩しいドラマ。
インテリアもとわ子の服装も食べるものもみーーんなおしゃれ!部屋着が部屋着特有のゆるっとした感じがなく、外出着みたいだった。
ユニクロ買わなさそう。ご飯作る時もエプロンをしていなくて、そういう野暮ったくなるものは全て排除されてるのかしらと思ったり。「瀟洒」ってこういうことを言うんだね。。
このドラマを見て、突如奥渋谷に住みたい気持ちになってしまった。一人暮らしなら家賃払えそうだけど、3LDKの家賃見て思わずぎょっとする。た、高すぎる。。。私には無理でしたぴえん。
網戸が外れた時に直してくれる人を求めていたとわ子。そういった存在を求めていた理由が明らかになった後、自分で網戸を直せるようになった姿に、ひとりで生きていく強さを垣間見た気がする。
誰かに頼ること、守ってあげたいと思われること。これも悪くないし、古くからモテる女のコツでもある。でも、同じくらい、ひとりで立っていられる人は魅力的なんだろうな。
新しい価値観での女性としての生き方を世の中に提示した作品だと思う。とってもよかった。
食べ物
長野県 上田市産“シャインマスカット”と三種の葡萄パフェ
天国が見えた。
美味しか言えない…
葡萄のサンドイッチ
トーストしたパンに葡萄と生クリームが挟まれたサンドイッチ。右側れんげみたいなものに入っているものは辛子を溶いた蜂蜜で、これをかけて食べると甘辛い感じになる。
そのまま食べても、蜂蜜をかけてもおいしい素晴らしきサンドイッチ…また食べたい…じゅるり
ほうじ茶あんみつ
病院帰りにお腹が空いて、あんみつ屋さんに吸い寄せられました。
季節限定のほうじ茶あんみつ、ほうじ茶のアイスがおいしかったな〜
秋めいたケーキたち
実家へのお土産で。
写真右側から反時計回りに、シャインマスカットのショートケーキ、栗のモンブラン、栗のショートケーキ。
正直、シャインマスカットは美味しいけれど味があまり濃くないし、水分も多いからショートケーキに向いていないんじゃないかと思ってた。
口に運ぶと、瑞々しさと甘さが生クリームと相性抜群。甘すぎなく、ちょっとスペシャルな気持ちを味わえるショートケーキでした。
たいへん美味しくて、とってもとってもハッピーな気持ち。
白玉ぜんざい
母が作ってくれた白玉ぜんざい。
少し前に、私がもちもちの白玉ぜんざいが食べたあああいと騒いでいたのを覚えてくれていたらしく、おやつに食べさせてもらいました。
やっぱりあんこはいいな〜
バナナケーキ
母が焼いてくれたおやつ。
ボリュームもあって、バナナの味もしっかりしておいしかったな〜
ガパオライス成功
目玉焼きを可愛く焼けたの!わーいわーい!
でもね、私の知ってるガパオライスと盛り付けが違うんだわ。
母のごはん
飲める飲める飲めるぞ〜酒が飲めるぞ〜〜!というラインナップ。
3枚目の、鶏肉にかぼす胡椒のソースをかけたものが美味しすぎた。ほっぺたが落ちた。
ごま油のグレードアップ
いつもよりちょっといいごま油を買ってみたところ、香りが全然違う!
香ばしく食欲をそそる香りに思わず箸が進みすぎてしまいました、えへ。
体重が増えたのは言うまでもない。
買ったもの
コスメ
Amplitude コンスピキュアス ダブルアイズ
14 ディープパープル
重ねると綺麗な紫になるんだって〜!
指紋がつくのが怖くて、開けては眺める日々。
Amplitude コンスピキュアスマットチークス 01ソフトピンク
チーク、持っているものよりもお上品でちょっと緊張する。。。
Celvoke ヴォランタリーベイシスアイパレット EX07
右上が鬼門かなあと思うけれども、可愛いのでオールOKです。
naturaglacé 限定メイクアップクリーム01(フルーティーフローラルの香り)
WELEDA オーガニックヘアオイル
BROWN SUGAR 1ST. オイルバーム ブレスユー
メイクアップクリームのツヤツヤ感がすごい!ハイライトをサボりたいときはこれ。
正直カバー力に関してはまったく期待していなかったのだけれども、まあまあカバー力あって使いやすい。これで隠せない主張の強い赤みや目の下の血の巡りの悪さのみ、コンシーラーをちょこっと乗せて使っている。
あと、いい匂いする。
オーガニックヘアオイルは求めていたものそのものだった。毛の表面・毛先のパサパサ感を無くし、まとまりよく滑らかな髪質を実現、なお顔についても痒くならない!
香りはなんとも言えない独特な感じなんだけどね、うん。
なくなったらまた買います。
オイルバームは思ったよりスースーしないのですが、とろけるような感覚で使いやすく、持ち歩きしやすいサイズでつい手に取ってしまいます。よきよき。
9月読了 25冊
内訳 小説2冊
漫画23冊
小説
14歳の水平線
「最終日までに、各自なにかを見つけること」が課題の、中2男子限定のミステリーツアー。初対面同士で5日間を過ごすも、参加者は曲者揃い。近頃何もかもに苛立つ加奈太もその一人だ。
衝突を繰り返すも、各自がかけがえのない「なにか」を見つけていく。
お守りのような、ひと夏の思い出が交錯する。
夏休みの課題図書にしたくなるのもよくわかる〜!見知らぬ地でのキャンプ、初対面同士での交流、バチバチの対決。読書感想文の書きやすさよ…!青春ものだけど、実は二重構造というのがおいしい。
読了後は、天気に恵まれた猛暑日のプールに飛び込み、全身運動による疲労を感じながら、帰り道にガリガリくんソーダ味を食べた時みたいな感覚が押し寄せる。
みとりねこ 有川ひろ
1匹の猫との出会いで、運命が変わることだってある。飼い主と飼い猫の交流が描かれる本作は涙なしで語れない。
優しくて温かくて、でも素直じゃなくて。寄り添ってくれるけど、飼い主への気持ちはいつでもあまのじゃく。そんな猫達が愛しくてたまらない。
えっと、、、涙、止まらないんだけどどうしよう?
『旅猫リポート』外伝2編も収録されていて、この時点で泣くことは決定していた。
うるうるしたまま読み進め、表題作のみとりねこで、思わず嗚咽しちゃった…。この構成はずるいよずるい〜!!こんなん泣いちゃうもん!!!
サトルの最初の飼い猫ハチとの出会い、ナナとの旅の続きが読めてよかった。サトルのハチ・ナナへの愛情がたまらなかったですね。
有川作品の男性キャラ、実在したら爆モテだと思うわ。サトルといい、『植物図鑑』の樹といい。私は『ラブコメ今昔』の軍事とオタクと彼に出てくる光隆もたいへん好きです。
読書メーターで感想を眺めていたら、『アンマーとぼくら』の外伝とされるものもあったようで。『アンマーとぼくら』も読もうっと!(こうやって積読本が増えるのよ)
漫画
有閑倶楽部 一条ゆかり 1〜4巻
良家の御子息御令嬢が通うプレジデント学園。中でも、とりわけお金と暇を持て余した6人組がいた。その名も「有閑倶楽部」。面白そうだと思えばなんでも首を突っ込み、リスクをも厭わない。どこか無鉄砲で無敵さを感じさせる彼らに憧れてしまう。不朽のハイテンション学園アクションコメディ。
お金持ちが出てくる漫画は沢山あれど、規模が違う!!1000万単位をいち高校生がぽんと出せるの、凄い世界だな…。
有閑倶楽部の6人とも、お金も時間も持て余してるから、暇つぶしがてら時には海外にまで遠征してしまうんですね。親が何も言わないのか?という疑問もありますが、6人ともその辺は放任主義っぽい感じ。
現実的に読むと言うより、エンタメとして楽しむ作品だと思います。こういうぶっ飛んでる話大好き!
動物のお医者さん 佐々木倫子 1〜12巻
ひょんなことから北大で獣医を目指すことになったハムテルこと西根公輝。般若の仔犬・チョビと出会い、西根家はさらに賑やかになる。西根家最強(凶)のヒヨちゃん、天性のハンター猫・ミケ、おっとりしたスナネズミ達。個性豊かな人々に囲まれ、動物達に翻弄されるドタバタ動物コメディ。
まずね、公輝という名前なのにハムテルって呼ばれてるのが面白すぎる。動物ウケ良さそうな愛称だね、おいしそうだし。
獣医を目指すのに、友人の二階堂は大の苦手なネズミをリスだと思い込んで乗り越えようとするし、むちゃくちゃすぎる!
合鴨のヒナを孵したり、犬ぞりレースに出場したり。動物に関わる生活をしているからこそのイベントもあり、苦労あり、筋肉痛ありで、笑いを堪えるのが辛い作品。
読んでよかった〜!しかしながらもっと早くに読みたかったとも思う。これからも何度も読み返したいな。
東京タラレバ娘 東村アキコ 1・2巻
いいなと思う人と結婚したいだけ、なのに。回転寿司のように、欲しかったら後で選べると思ってた。でも、あの時手を取らなかった人は、誰かの大切な人になってしまう。もし、綺麗になったら、好きになれれば、逃した人よりもっといい人と出会えるの?33歳未婚女子3人組の婚活奮闘ストーリー。
結婚戦線でたられば話をしている間に、後方部隊にまわってしまったというだけで、「だから結婚できないんだよ」と言わんばかりの描かれ方をするんだなあと思う。
結婚したいと口にしながらも何も動かないことに対しては、苛立たれることもあるだろうし、まだ理解できるけれども、たられば話をしてるのはよくない???だめなのかな???
まあ、でも良くも悪くも現実的で決断力に優れている人が早く結婚していくよね…と周りを見ると思う。
清少納言と申します PEACH-PIT 1巻
光子のかわいい弟が結婚した。妻はギラギラギャルのなぎ子。(のちの清少納言)茶髪でくるんとした髪も雅、らしい。誰よりも雅を理解し、最先端のおしゃれに身を包む。離縁させようと画策していた光子も、なぎ子の感性に一目置くようになる。だけど、なぎ子にはとんでもない秘密があって…。
実は清少納言のこと、頭の良さをひけらかした鼻もちならない女だと思っていてなんだかずっと好きになれなかったんだけどね(失礼)。この清少納言を見て、ギャルなら推すぜ卍卍という気持ちになった。紫式部よりも清少納言に対しては構えちゃう人少なくないと思うの。そんな人たちにもおすすめ。
レビューを見ると賛否両論はっきり分かれてるんだけど、私は古典文学への興味という観点において、いい影響を与えてくれる一冊になると思ってる。
面白そうかも?と思って手を出してもらえるんじゃないかと。
たとえとどかぬ糸だとしても tMnR 1・2巻
ウタには密かに想う人がいる。
優しさの理由を深読みして、つい期待しては落ち込む。決して実らない恋だと分かっていながらも、想いを募らせてしまう。
あなたの特別は私じゃない。そんなの嫌というほどわかっているのに。諦められなくて、妹になりきれなくてごめんね。
…お義姉ちゃん、大好きだよ。
三角関係の百合。
義理の姉に想いを寄せるウタを見ていると苦しくなってくる。
ウタの気持ちに気づかないのか、家族らしくスキンシップを求める義姉。断られてしょんぼりする姉は可愛いけど、家族なのに妹が拒絶したというのは申し訳なさと不自然さもあり。想像しただけで地獄だなと思う。お互いの「好き」の意味合いが違うの、設定次第では読者ウハウハなのにね。。三角関係の百合が好きな人にはハマるかも。
ささやくように恋を唄う 竹嶋 えく 1巻
「一目惚れ」
①何かをしている姿に憧れること。②容姿が好みで心奪われること。
新入生のひまりは、バンドのボーカルとして歌う依に一目惚れ。まっすぐに想いを伝えるひまりに、依も心奪われるが、どうやらお互いの「一目惚れ」の定義が違うようで…。
溢れる多幸感に思わず口から溢れる。
尊い、と。
最初からアクセル全開の百合作品。
序盤から幸せオーラ全開で、思わず母親のような気持ちになってしまう。幸せになるのよ…。「一目惚れ」の意味合いが違うというのが最大の問題で、猪突猛進タイプのひまりは依との距離をガンガン縮めた割に、恋心ではないいう最悪な思わせぶりっぷり。
可愛いからなんでも許されるわけではなくってよ??依を幸せにしないと許さないんだからね!(突然の依の女気取り)
今年新しく読み始めた百合作品の中ではかなり気に入っているもの。これは続き読むな。
美味しくて楽しい月でした!
残りの11月も楽しく過ごすぞー!